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とーとーりゃんの記録

興味あることを書き続けると知識がたまって将来役に立つ。そして自分が何かを始めるときに見てくれてた人がいた場合その人たちが協力してくれる。ととある方が言っていました。

奨学金と言う借金を抱える...資産運用

 

私は日本学生支援機構から毎月8万円の貸与を受けて大学に通っています。これは大学4年間の総合に学費に匹敵額で安易に大学入学前に奨学金の申請をしてしまったーと思っています。と言っても大学に通うためにはそうするしかなかったけれど。

 

最近はニュースでも奨学金を返済できない人々が特集されています。この問題に陥る前に現在奨学金を借りている学生は在学中に何をすればよいのか、個人的にわからないことも多いので少し見ていきます。

 

現状 ネットでも多くの奨学金の返済できないケースがまとめられ記事になっています。

 

近年奨学金の返済の滞納する人々が増えつ破綻するケースも急増している

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3815/1.html

クローズアップ現代

奨学金現在の奨学金制度

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/241873.html

 

 

日本学生支援機構の貸与型奨学金の返済制度

 奨学金の貸与が終了した後は金融機関の貯蓄口座からの自動引き落としされるためリレー口座と言う返済専用の口座に強制的に加入しなければならない。

 

返済方法

 返済方法は2つあります。

⑴月賦返還

返還回数に応じて毎月引き落とし

⑵月賦半年賦併用返還

毎月引き落とし分に加えてもう6か月に2回(1月と7月)の引き落としがある。

 

3月卒業後には、、

月賦の人は翌年度10月27日に引き落としが始まる。

月賦半年賦併用の人は同様に翌年度の月賦10月27日に始まる。   

半年賦分はその次の年の1月27日と7月27日に引き落とされる。

 

 

繰り上げ返還

返還期日の来ていない割賦金を繰り上げで返済できます。スカラネットパーソナルから申し込み可能、返還期日が短縮できます。また短縮した期間分の利息は付かないのでまとめて返済しましょう。

 

できるならこの制度を活用したいですね。

 

私の奨学生情報

 

貸与期間約42カ月

月額80,000円

貸与総額3,360,000円

利率固定方式

  将来市場金利が上昇した場合も返還利率は変動しない。

  将来市場金利が下降した場合も変動利率は変動しない。

利率見直し方式

将来市場金利が上昇した場合貸与終了時の利率より高い利率が適用される。

将来市場金利が下降した場合は貸与終了時の利率より低い利率が適用される。

在学中の返済は無利息

大利率は年3%

 機関保証月額4,320

 

返還期間と回数

所得連動型返済方式

毎年の所得により返済額が変更されるため、回数は定まっていない。

 定額返済方式

貸与総額と割賦方式により異なる。

 

月賦返還を利用した場合の返還回数

貸与総額÷割賦金の基礎額=完済年数

完済年数×12=返還回数

借金額250万~340万の場合割賦金の基礎額は以下の表より170000円となる。

例)3,360,000円÷170,000円=19年(完済年数)

   19×12=237(返済回数)

 

月賦半年賦併用返還を利用した場合の返還回数

月賦返還は上記と同じ。

完済年数  × 2 = 半年賦分の返済回数

例)19(完済年数) × 2 = 38(半年賦分の返済回数)

 

 【奨学金返還年数算出表】

与総額(借用金額)

割賦金の基礎額

貸与総額(借用金額)

割賦金の基礎額

200,000円以下

30,000円

1,300,001円~1,500,000円

110,000円

200,001円~ 400,000円

40,000円

1,500,001円~1,700,000円

120,000円

400,001円~ 500,000円

50,000円

1,700,001円~1,900,000円

130,000円

500,001円~ 600,000円

60,000円

1,900,001円~2,100,000円

140,000円

600,001円~ 700,000円

70,000円

2,100,001円~2,300,000円

150,000円

700,001円~ 900,000円

80,000円

2,300,001円~2,500,000円

160,000円

900,001円~1,100,000円

90,000円

2,500,001円~3,400,000円

170,000円

1,100,001円~1,300,000円

100,000円

3,400,001円以上

総額の20分の1

日本学生支援機構より)

 http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/henkan/kikan.html

 

プランニング

 現在の日本では一般の預金口座にお金を預けても低金利なので資産が全然増えない。

またリーマンブラザーズが破綻するような時代ではもはや大企業も安泰とは言えないです。リスクとリターンが見合わないので銀行に資産を預金しないで別で運用したほうがいいのかな。と思ったのですがZUU onlineのFPプランナーの記事によると「資産運用よりも負債返済のほうが先」だそうです。資産運用して増やしてから繰り上げ返済しようというよりある資産で繰り上げ返済したほうがメリットは大きいそうだ。

https://zuuonline.com/archives/107812?utm_source=articleunder&utm_medium=normal&utm_campaign=kanren

 

 

資産運用

学生でもできる少額投資

 

近年の日本は内需で頭を悩ませており個人消費や投資が少なく景気が悪い状況と言えました。国内の景気を回復させるためには家計に眠っているお金を回す必要があります。第一生命経済研究所によると現在の日本の一般家計が保有するタンス預金は43兆円だと言います。(日経新聞2017/4/2)この巨額の資産が消費、投資などで世の中に回れば企業や家庭が使える予算も増えデフレ脱却に繋がるでしょう。そして政府は消費者に積極的に資金運用を促す政策の一環で少額投資非課税制度NISAを始めました。

 

少額投資非課税制度NISA(ニーサ)とは

NISAは2014年に始まった株や投資信託などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度です。2016年には毎年120万円までと非課税投資枠が設定されており投資金額120万円分までの株式投資投資信託にかかる値上がりや配当金が非課税になります。

2014年から2023までの10年間毎年120万円分の非課税枠が追加される。

 

<NISAの早見表>

非課税対象

株や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)

非課税投資枠

毎年120万円まで(翌年への繰り越しはできません)

期間

5年間(売却しても非課税枠の再利用はできません)

投資総額

最大600万円まで

制度継続期間

2014年から2023年までの10年間
(毎年120万円ずつ非課税枠の設定ができる)

NISA口座以外の税率は20,315%かかるそうです。

 

NISA利用の成功例

120万円分A社の株を5年保有し株価が5年後3倍になった場合360万円となり24万利益を得る。本来NISA以外の口座であれば240万円の20%分の48万引かれるところが税金は0円となります。

 

初心者でも気軽にできる少額投資

代表的な例

⑴投信積み立て

投信積み立ては毎月一定額を購入する方法。大手証券会社銀行では月1万ほどで積み立て可能だと言います。SBI証券などは500円から可能。長期にわたって一定額の金融商品を買う方法はドルコスト平均法と言うそうです。安い時に買う量が増え高い時に買う量が減るそうです。

 

⑵株式累積投資(るいとう)

株式累積投資は株式に小額から投資できる仕組みです。特定の銘柄を毎月一定額ずつ買い増やしていく。通常の株取引では売買に必要な株式数が決まっているがr株式累積投資は株式数に満たない株数でも購入できるらしいです。購入額は1万円からで証券会社が株を買い付ける日を決めているそうです。

 

 (3)株式ミニ投資(ミニ株

株式ミニ投資は売買のタイミングを自分で決めて単元株の10分の1で売買できます。⑴投信積み立てと⑵のるいとうを利用して得た株式は名義口座のある証券会社のものになります。るいとうは配当を積み立て資金に充てるがミニ株は持ち株数に応じて配当を受け取れます。両制度とも購入した株が単元株数に達すると投資家の名義となり通常の取引に移管されそうです。

  

(4)単元未満株取引

ミニ株は単元株の10分の1で取引可能でしたが単元未満取引は1株単位で売買できます。この場合株式の名義は証券会社ではなく投資家になるので株主優待を受け取れる可能性もあるそうです。

 

大学を卒業したら年金や税などお金に関する問題が多くなっていくと思います。

そのためにも在学中に幅広い知識をつけて将来その問題に対応したり知識を生かしてお金に関する苦労を無くしたいものです。

 

引用

www.nikkei.com